今週の「なっから んーまいんだいねー」
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韓国の「部隊鍋」
韓国料理と言えば、今やどこでも見かけるすっかりおなじみの料理ジャンルとなりました。 私は職場近くの「大韓民国」という店をよく利用しています。ここはありがたいことに昼も営業していて、 ビビンパやキムチチャーハンなど、12種類のお得なランチメニューが680円で味わえます。 でも本格的な韓国料理を味わえるのは、やはり夕食です。特にこれからの季節、キムチ鍋なんて考えた だけで心が躍ります。韓国焼酎のジンロなんか飲みながらピリ辛鍋でお腹一杯になれば、体の芯から温ま ってきます。さらに、ざぶとんの下から暖かさがじんじん伝わってくるオンドルも完備されているのです。
中でもこの店一番のおすすめが「プデチゲ」です。 野菜や豆腐の入ったキムチ鍋に「スパム」というアメリカ産のハムを入れ、さらにインスタントラーメンの 麺だけととろけるチーズを一緒に煮込む鍋料理です。
「プデ」とは「部隊」の韓国語読み、つまり「部隊鍋」という意味です。 ではなぜ「部隊」なのかと言いますと・・その由来は、朝鮮戦争直後の物資が不足していた混乱期にさか のぼると言われています。 現在も韓国には米軍が駐留していますが(一応、国連軍として)、当時の米軍が放出した支給品の スパムを韓国の兵隊さんが試しにキムチ鍋にぶっ込んで食べてみたら、案外うまかった―――というのが 一般的な誕生の説です。 アメリカのスパムの製造会社も、遠く離れたアジアの半島で、自社製品がまさかこんなふうに「ごった煮 風の大衆料理」へと発展を遂げるとは思ってもみなかったことでしょう。
大衆料理だけあって、意外と簡単に作れたりもします。 スパムはスーパーで手に入りますし、シャウエッセンなどのソーセージでも代用できます。あとは冷蔵庫に ある野菜とキムチと放り込めばなんとなく完成した雰囲気になります。私も時々作ったりしますが、どうし てもお店の味にはかないません(あたり前ですが・・・)。
冬の夜、一人流した涙のしょっぱい味付けとともに鍋をつつくのは至福のひと時です。 いやー、おいしいなー。何だか幸せを感じるね――― これで料理上手の韓国美人の嫁さんでもいてくれたらもっといいだろうなー。嫁さんとまではいかなくても、 チャングムみたいな専属料理人がいてくれたら・・・
「お味の方は・・・いかがですか?」 あれ?なんでチャングムがうちのアパートに・・!? ふと見ると、湯気の向こうからイ・ヨンエさんが微笑みかけているではありませんか。 「マシッソヨー! カムサハムニダ―――・・・!!」
――――来年こそは・・・この妄想癖治そう。うぅ。
◆お店データ 「大韓民国」 前橋市千代田町 元気21(旧ウォーク館)向かい 027-237-3334 定休日:日曜日 ◆メニュー ブデチゲ2000円ほか韓国料理いろいろ。 ランチメニュー(12種類)各680円
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Date: 2009/12/17(木)
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